半沢直樹!ドラマのネタバレと感想と原作本を暴露 [ビジネス書・小説・コミック等]

「半沢直樹」の初回二時間の特番が素晴らしい内容で、びっくりしました。

しかも日曜午後9時の初回放送が平均視聴率19・4%を獲得し、

7月期民放ドラマトップになりました。

TBSの社会派ドラマは濃厚なストーリー展開でかなり面白かったです。

善人と悪人を鮮明に区切って人生模様を描いていてわかりやすいから好きです。

主演はどんな役でもそつなくこなしてしまう注目の堺雅人です。

「やられたら倍返し」という決め台詞が最高です。

堺さんがドラマ「リーガルハイ」でコミカルな敏腕弁護士を演じていたと比較すると、

今回の配役は悪人に勇猛果敢に立ち向かう銀行マンの復讐です。

時はバブル期!父親(笑福亭鶴瓶)を自殺に追い込んだ東京中央銀行に入行して、

無責任な上司や矛盾だらけの社会に対して殴り込みをかける姿勢に、

感情移入してしまって応援してしまいます。

基本的に、悪党の部類が横行して幅を利かせているときに、

善人らが悪人らを成敗する、水戸黄門の理屈が働いていると感じます。

堺に責任をなすりつける副支店長役の宮川一朗太は、いやみな演技力がすごいです。

社宅住まいの半沢直樹の妻役は上戸彩で、ちょっと若すぎかな?という印象をうけました。

もし菅野美穂が半沢直樹の妻ならば、視聴率が20%超えは確実だったかもしれません。

キャストは皆濃いですね。悪人と善人の切り分けが明白でわかりやすい!!

融資課長の堺に融資させておきながら、粉飾決算で5億円を騙し取る策謀家の宇梶剛士は悪人面が最高です。

宇梶の愛人役が壇蜜ですけど、超リアルすぎて笑えます。

宇梶の脱税疑惑を追う国税局統括官を演じている片岡愛之助がなぜかオネエキャラで、プロデューサーの意図が不明です。

片岡愛之助のオネエと悪人の融合が良いし、半沢直樹に批判的な言動が気になります。

一番気になる悪人は、堺が勤める東京中央銀行の常務を演じる香川照之です。

初回放送時は悪人の表情演技だけで、露出を出し惜しみして今後のストーリー展開を楽しみにさせる映像戦略でした。

最強の悪人をいつどのように豹変するのかが楽しみです。

 悪人グループの反対に善人グループがいます。

半沢の同期を演じる滝藤賢一が執拗なパワハラを受けている迫真の演技にビビリました。
パワハラで悩んでいる人はこのシーンを見ないほうが良いと思います。

赤井秀和、ラサール石井、及川光博、上戸彩などの善人らは理不尽な社会や人間関係に苦労しながら懸命に生きているのが痛々しいです。

悪いことしてお金や出世や世間体を向上している悪人との対比がぶれないコンセプトを高く評価したいです。

ストーリーが進む従って、善人が悪人に、悪人が善人にか変っていく様をみてみたいです。

 原作は「下町ロケット」で直木賞を受賞した作家の池井戸潤さんの人気小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」です。

まだ読んでいないから通勤時間中に電子書籍で読みたいです。

電子化されていないなら原作本を購入しようと思います。








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